仮想通貨投資をメインとして資産運用をしている「なか」です。
今回はサブ的に運用している米国株投資に関する運用方法を述べていきます。
仮想通貨投資だけでなく、米国株投資も行うことで資産を分散し、リスクを下げて運用することが可能です。それでは、仮想通貨運用と米国株運用のメリット・デメリットを見ていきましょう
仮想通貨投資のリスク
では、まず始めに仮想通貨のリスクを見ていきましょう
以前のブログ記事で、どのような方針で投資をしているか記載しました。
仮想通貨としてはイーサリアムとソラナを主として運用しています。
では、仮想通貨投資のメリットやデメリットは何でしょうか?
まずはメリットから考えていきましょう。
仮想通貨投資のメリットは、成長性の高さが大きいことが考えられます。
仮想通貨は2000年代以降に生まれ、まだ15年程度しか期間が経っておりません。株式の歴史に比べて、仮想通貨は歴史が非常に浅いという面があります。そのため、成長性は株式とは比べ物になりません。実際、ビットコインは誕生してからとてつもないくらいの価格上昇が引き起こされております。
最近は米国でのETF承認も起こり、認知度、安全性もかなり高くなっております。
それでは、デメリットは何でしょうか?
仮想通貨の大きなデメリットは、暴落時の価格下落が激しいという点が挙げられます。
誕生してから歴史が浅いことは成長性に繋がる一方で、暴落局面になると下落幅は株式に比べて大きいです。米国株はリーマンショック時に50%近く下落しましたが、仮想通貨は2021年に80%近い下落が起こっております。
その他には、仮想通貨はハッキングのリスクなどが挙げられ、しばしばセキュリティでの不安面を指摘されたりもします。
仮想通貨投資と米国株のダブル運用
仮想通貨投資だけでは、暴落局面において資産が大幅に減少します。
ここで、米国株での運用が大切になってきます。
仮想通貨をステーキングで運用することで数量を増やしつつ、米国株投資の配当金で余剰資金を増やすという作戦で暴落局面で買い増しをすることが可能です。
米国株ならば何でも買えばよいという訳ではなく、バランスを考えて買う必要があります。
では、どのような種類を買うべきでしょうか?
米国株の種類
株式によっても様々な種類があります。大きく景気敏感株とディフェンシブ株に分かれます。
景気敏感株は景気に左右されやすく、経済が順調な場合は非常に株価が上昇します。
一方でディフェンシブ株は暴落局面で価格が落ちにくい、一般消費を事業領域としている企業の株を示しております。
S&P500を業種別に分けると、11種類に分類できます。
1 生活必需品
2 公共事業
3 不動産
4 ヘルスケア
5 素材
6 コミュニケーション・サービス
7 情報技術
8 資本財・サービス
9 エネルギー
10 金融
11 一般消費財
この中で、ディフェンシブ銘柄は生活必需品である食品や日用品、薬品、社会インフラである電力、ガス、鉄道、通信等の業種を指します。
仮想通貨投資家の米国株のサブ運用
仮想通貨を投資する上では2点を注意して米国株に投資しています。
・配当利回りが高い株
・配当利回りが安定しているディフェンシブ株
上記2つをバランスよく投資することで余剰資金を増やしております。
私自身は現在、3銘柄に毎月積み立て投資しております。
1. コカ・コーラ (KO)
2. AT&T (T)
3. ウォルグリーンブーツアライアンス (WBA)
分類するとコカ・コーラがディフェンシブ株
AT&Tは高配当かつディフェンシブ株
ウォルグリーンブーツアライアンスは高配当株になっています。
それぞれの米国株に注目してみましょう。
コカ・コーラ(KO)
まずはコカ・コーラになります。
皆さんもご存じの通り、世界的にも有名な飲料メーカーになります。
コカ・コーラは連続増配銘柄でもあり、暴落時においても増配が行われております。
配当利回りは3%前後と安定しております。
直近の株価は70$前後で1株購入するのに1万円以上かかります。
自分の懐事情と相談にはなると思います。
AT&T
続いてはAT&Tになります。
知らない人も多いと思いますが、電気通信及び技術サービスを世界的に提供する会社です。
アメリカの携帯電話の3大キャリアの一角を担っております。
連続増配と高利回りで有名だった一方で、企業買収等で経営状況が芳しくなくなってしまい、一時期株価が低迷いたしました。13ドル程度まで株価が下がっておりましたが、最近は20ドル付近まで株価が回復しております。
そのため、現在は利回り6%前後となっており、非常に高利回りで運用可能な銘柄となっております。
携帯電話などの通信事業は一定の収入がある上に、新規での参入が難しい部分もあると考えております。そのため、事業の切り離しなどで一時的な株価の下落はあると思いますが、ある程度で価格が安定すると思います。
ウォルグリーンブーツアライアンス
最後にウォルグリーンブーツアライアンスです。
ウォルグリーンブーツアライアンスはヘルスケア、薬局、小売の総合会社です。
2013年9月に最高値の93ドル付近から、現在は価格が下がっております。
直近だと10ドル付近となっております。
株価が下落した要因の一つとして、アメリカの高インフレ状態が続いていることが挙げられます。
また、コロナなどの医療品での販売量が落ち込んでだことも原因です。
しかしながら、アメリカのインフレも落ち着きを見せており、
2024年を乗り切れると株価の回復も見込まれると考えています。
2024年度の運用方針
最後になかの2024年度の運用方針を記載します。
基本的には労働収入→米国株への毎月の投資が基本で、
仮想通貨の価格が暴落したら、余剰資金でちょっとだけ買い増しを考えております。
だいたい15~20万円ほどは毎月の労働収入があるので、10万円は投資金として確保、
あまりは余剰資金+生活資金としております。
年間で100万円程度を投資に回し、利回り3~5%くらいで運用することで配当が貰えるように運用していこうと考えております。
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